蛭子能収おなじみの「蛭子買い」では稼げない!その理由を徹底解明!

蛭子能収さんが、相当なギャンブル狂いなのは皆さんご存じでしょう。
そして、その蛭子能収さんの予想の独自スタイルである「蛭子買い」も、競艇ファンには有名な予想方法です。
「蛭子買い」は、稼げる場合と稼げない場合と真っ二つに分かれる手法なのですが、実際稼ぐことはできるのでしょうか?
この記事では、蛭子能収さんの人柄や「蛭子買い」の具体的な内容、そのメリットやデメリットについてもご紹介します。

<目次>

  1. 蛭子能収さんの人物像
    1.蛭子能収さんの経歴について
  2. 蛭子買いってどんなもの?
    1.蛭子買いの詳しい買い方について
  3. 蛭子買いの長所・短所
    1.蛭子買いの長所
  4. 2.蛭子買いの短所
  5. トータルで見ると蛭子能収さんは競艇で勝てているのか?
    1.「蛭子買い」で大穴を当てたことがあった!
  6. まとめ

蛭子能収さんの人物像

蛭子能収さんと言えば、誰もが知る稀代のギャンブル好きとしてよく知られています。
過去には、麻雀賭博の現場で現行犯逮捕された経歴もあるほどで、競艇、麻雀、パチンコ、カジノ、丁半、チンチロに至るまで、様々なギャンブルを好んでいる芸能人です。
これだけ色んなギャンブルが好きなのに、なぜか競馬だけには興味がないそうで、競馬でギャンブルすることはないとのことです。
これだけ聞くと、蛭子能収さんにはギャンブル好きというイメージだけを持たれがちですが、本業では、漫画家、イラストレーター、タレント、エッセイスト、俳優、ナレーター、映画監督など、幅広いジャンルで活躍している芸能人です。

蛭子能収さんの経歴について

(プロフィール)※オリコンHPより
フリガナ:エビス ヨシカズ
性別:男性
生年月日:1947/10/21
星座:てんびん座
血液型:O型
身長:170cm
出身地:長崎
ジャンル:漫画家 、俳優 、タレント
代表作:
諌山節考 (脚本・監督)/2003年
ドラッグストア・ガール (映画)/2004年
義経 (NHKテレビ)/2005年
ウィルコム (CM)/2013年
趣味:映画鑑賞

蛭子能収さんは、5歳上のお兄さんと8歳上のお姉さんがいる末っ子として生まれました。
子供のころは、もちろん賭け事が好きだったわけではなく、貸本劇画誌「影」や「街」を愛読し、山森ススムや辰巳ヨシヒロの劇画を見るなど、映画に対して高い関心を持っていました。
地元長崎では、長崎商業高校を卒業後、地元の看板店に就職したものの、つげ義春の「ねじ式」に影響を受けて上京、その後、東京でデザイン・看板描きの仕事をしながら漫画家を目指し、漫画雑誌「ガロ」に「パチンコ」が掲載されたことで漫画家デビューします。
デビュー作品が「パチンコ」というのも、すでにこの頃からギャンブル好きだったのかもしれませんね。
その後、劇団東京乾電池の講演「台所の灯」に出演しますが、それがフジテレビのプロデューサーだった横澤彪の目に留まり、1987年から「笑っていいとも!」の文化人枠として、レギュラーで出演することとなりました。
しかしその後、1998年11月、東京都新宿区の麻雀店で、麻雀賭博の現行犯として逮捕されることとなります。

 

蛭子買いってどんなもの?

蛭子能収さんは競艇好きとして知られていますが、ファンの中でも有名な買い方として「蛭子買い」という手法があります。
「蛭子買い」は、簡単に言うと、1レースで多くの組み合わせの舟券を購入する方法です。
ただ、多くの組み合わせを購入するとなると、結果的に損が出るリスクも高まり、資金を回収するのは難しいのではないでしょうか。
なのになぜ、蛭子能収さんは「蛭子買い」のような手法を取るのでしょう?
それは、蛭子能収さんいわく、予想を絞れず、買い過ぎで結局外すのであれば、少しでも当てることで「的中した喜び」を感じることが大切だという考え方をもっているからだそうです。
この蛭子能収さんの買い方は、蛭子能収さんの腰の低いキャラクターも相まって、「蛭子買い」として広く知られるところとなりました。
当時「蛭子買い」というのは敬遠された存在でしたが、最近では「蛭子買い」は、的中率が意外に高いことと、思いがけず高配当が的中する可能性もあることから、一部の競艇ファンから支持され始めています。
買い目の数が多いため、損が出るリスクも高いですが、蛭子能収さん自身も「蛭子買い」の結果、驚く額の舟券を当てたこともあるのです。

蛭子買いの詳しい買い方について

「蛭子買い」は、1つのレースに対して多数の組み合わせで買うスタイルですが、その購入舟券にはルールを持っており、以下のような内容で購入すると、蛭子能収さんは語っています。

・「1256」「235」「245」のボックス舟券
・全部で36点買いになるが、全通りだと120点であり、約3分の1の舟券を買うことになる
・買い目が多過ぎるよ、という人もいると思うが、120点の内の36点である

ここで出てくるボックス舟券というのは、3連単ボックスのことを言います。
つまり「1256」「235」「245」を3連単のボックスで買うという方法です。
○1256の買い目
1-2-5・1-2-6・1-5-2・1-5-6・1-6-2・1-6-5・2-1-5・2-1-6・2-5-1・2-5-6・2-6-1・2-6-5・5-1-2・5-1-6・5-2-1・5-2-6・5-6-2・5-6-1・6-1-2・6-1-5・6-2-1・6-2-5・6-5-1・6-5-2
○235の買い目
2-3-5・2-5-3・3-2-5・3-5-2・5-2-3・5-3-2
○245の買い目
2-4-5・2-5-4・4-2-5・4-5-2・5-2-4・5-4-2
上記の合計36点となります。
かなり広範囲で購入する買い方ですね。
競艇は6艇で争われるため、3連単の組み合わせは120通りしかなく、全ての組み合わせのうち30%を購入することになります。
そのため、損が出る可能性も高いですが、買い目を広範囲にすることで「的中すること」を重視したのが、蛭子買いの特徴です。

 

蛭子買いの長所・短所

「蛭子買い」は、多くの競艇ファンに親しまれている手法ですが、買い目の数が多くなってしまうことで損が出るリスクも上がり、資金の回収率が低くなってしまうこともあるため、賛否両論ある買い方です。
ただ、損が出るリスクが高い中で、思いがけず大穴が的中して一発逆転することも可能かもしれません。
そこで、ここからは蛭子買いの長所・短所についてご紹介します。

蛭子買いの長所

蛭子買いの長所として考えられるのは
・当たる確率が高い
・まれに万舟券が当たる可能性がある
の2点です。
競艇の3連単は120通りで、蛭子買いで予想をすると、単純計算で30%の的中率となります。
つまりは、3レースに1レースは3連単が当たるという計算です。
ずっと固いレースが続けば、結果的に損になる可能性もありますが、レースが荒れてくれば、100倍を超える舟券をゲットできる場合もあります。
蛭子買いは、買い目を広くとるこで、普段なら買うことがないかもしれない万舟券を当てられる可能性があるのです。

蛭子買いの短所

蛭子買いの短所として考えられるのは、
・1レースにかける舟券代が高くなる
・結果的に損をする可能性が高い
の2点です。
蛭子買いでは36点を購入するのが基本なので、1レースあたり必ず3,600円以上の資金が必要となります。
加えて競艇は、6艇しかいないため、3連単を的中させたとしても配当があまり高くありません。
したがって、せっかく3連単を的中させたとしても、掛け金の3,600円を超えることは難しいかもしれません。
どちらにしても、デメリットとして、買い目が多すぎるということが言えます。
自分の予想に相当自信がない、という場合は広範囲に買ってもいいかもしれませんが、自分で普段から予想を考えている人にとっては、あまりお勧めできない方法かもしれません。

 

トータルで見ると蛭子能収さんは競艇で勝てているのか?

買い目の範囲を広げるという独自のスタイルで買う「蛭子買い」ですが、実際にはトータルで蛭子能収さんが勝てているのか気になりますよね。
買い目が広がっても、回収率が高ければ問題ないのですが、蛭子能収さんがギャンブル専門メディア「ガイドワークス」の連載記事の中で語っているところによると、これまでに競艇では1億円以上負けているとの記述があります。
これを見ても「蛭子買い」は、ずっと買い続けたとしても、トータルでは負ける可能性が高いでしょう。
というのも、蛭子買いの最大の目的が「的中させること」なので、そもそも儲けるための買い方ではありません。
なんでもいいからとにかく的中させたい!という人には面白い買い方かもしれませんが、ちゃんと儲けを出したいという人は、避けたほうがいい買い方だと思います。

「蛭子買い」で大穴を当てたことがあった!

ギャンブル専門メディア「ガイドワークス」の連載記事によると、蛭子能収さんが人生で最高額のあたりを出したのが、2015年10月6日の戸田競艇場での第12Rです。
このレースで蛭子買いの方法を使ったところ、27万250円の高配当で的中を出しました。
蛭子能収さんはこのレースで、ルールに挙げている「1256」「235」「245」を300円でボックス買いしていたのです。
結果は6-5-2で、80万円を超える払戻金を受けることができました。
蛭子買いは、確かに買い目が広くなりすぎるので、損が出てしまう買い方ですが、このレースのように思わぬ高配当に巡り合えるかもしれないというのは、魅力があるかもしれません。

 

まとめ

ここまでの記事では、蛭子能収さんがどういう人なのか、また有名な「蛭子買い」についてご紹介しました。
改めて「蛭子買い」とは、3連単のボックスを、組み合わせ全体の30%購入することで、的中する確率を上げるという予想手法です。
30%も組み合わせを購入してしまうので、
・当たる確率が高い
・まれに万舟券が当たる可能性がある
という長所も持っていますが、蛭子買い最大の短所「トリガミ」となる可能性も捨てられません。
トリガミのように損が出てしまえば、いくら当たりが出たとしても、稼げたとは言えません。
蛭子能収さんは、これまでにギャンブルで1億円以上の大敗を喫していると語っており、結果「蛭子買い」は稼ぐための競艇予想とは言えないと思います。
舟券をどうやって買おうかと迷っている時は「蛭子買い」をしてみてもいいかもしれませんが、いつも「蛭子買い」のような買い方をしていると、蛭子能収さんの二の舞になり、大きな損失を背負うことになるかもしれませんので、皆さん気を付けましょう。
さらに詳しく知りたい方は、
競艇で蛭子能収の『蛭子買い』はプラス収支になる?過去のレースでシュミレートした結果は?
をご覧ください。

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